2018年01月15日
葬儀が終わってしばらく経過すると法要が行われまして、そこでお墓に納骨されます。その納骨をする際には地域によってその慣習が違っている場合があります。その慣習は骨壺ごとお墓に埋葬する場合と、骨だけを取り出して埋葬する場合に分けることができます。そのためどちらが良くてどちらが悪しき習慣という理由は存在しません。骨だけを取り出して埋葬する地域の主張では骨をそのままさらしておくことで、いずれは空気や湿気と反応して自然消滅しやすい、つまり土葬時代と同じくして土に還りやすいという意見です。ただいずれにしても両方のやり方が存在することを知らないと、不満やトラブルの原因になるので注意しておかねばなりません。そしてもう1つ注意するべきことがあります。それはお墓の内部のスペースの問題です。お墓の内部には骨を埋葬するスペースがありますが、それは無限に広がってるわけではありません。先祖代々から何人もの故人のが埋葬されていると、いずれは内部が満杯になる場合があります。そして新たな骨が満杯のために埋葬できないという事態もしばしば発生します。もしその地域慣習などで骨壺ごと埋葬している場合などは、新たなスペースをねん出する必要が出てきます。その場合の対処法の1つが骨壺を1つにまとめてしまうやり方です。その壺は葬儀屋さんなどで販売をされていますし、今では通販でも買うことができます。それを大きめの壺にして、既に埋葬されてる人の分をまとめてそこに移し替えてねん出しようというわけです。ただこれらを行う場合は事前にお寺さんや葬儀業者さんなどと相談のうえで決められることが推奨されます。というのは事前相談することで余計なトラブルを招かないようにするためです。